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魚も冬眠する?

ギザミ

■ギザミ

瀬戸内地域では人気の魚で夏が旬。白身魚の淡白な味で、塩焼きや南蛮漬けで食べます。ギザミには変わった習性があって、夜は砂にもぐって眠り、冬は砂にもぐって冬眠します。冬の潮が引いた砂浜をスコップで掘り起こすと、運が良ければギザミに出会えるかもしれません。

タモリ

■タモリ

その姿が鎧を着た武士のように勇ましく見える事から平知盛(とももり)の生まれ変わりとして「トモモリ」と呼ばれていたのが、いつか「タモリ」になったとのこと。旬は6〜8月。正式名は瀬戸鯛で体長25cm前後になる。煮付けにするとモッチリとした食感と上品な甘味があって大変美味しい。

ミミイカ

■ミミイカ

コウイカ目ダンゴイカ科の非常に小さなイカ。ヒレがゾウのミミのようにみえることからミミイカと呼ばれています。小さいため余り利用されず雑魚として捨てられることが多いイカで、一般にはほとんど知られていない。旬は5月~8月。煮付けや塩ゆで、ゆでて酢みそで食べるとワタに旨みがあり美味しい。

亀の手

■亀の手

本州以南に棲息。浅瀬の岩の割れ目などに群れて生息するフジツボの仲間です。スペインのガリシア地方では塩ゆでした亀の手は高級食材。日本でも主に塩ゆでで食べますが味噌汁の具にしても、海老とか蟹のような味がして美味しい。

オオシロピンノ

■オオシロピンノ

あさりの酒蒸しなどに、小さなカニが入っていたことがありませんか?このカニはオオシロピンノ というカニで、アサリが水中を漂うプランクトンや有機物を取って餌にする際に、カニの幼生がアサリの体内に入って成長していくようです。食べれます。

テナガダコ

■手長だこ

旬は冬から初夏。身が柔らかくプリプリとした食感で、おいしい。瀬戸内地方では昔から庶民の味として、親しまれていますが、他の地方ではあまりなじみがないようです。塩ゆで、煮物、天ぷら、唐揚げ、たこ飯などで食べます。

YASSAN